任意売却にかかる時間
任意売却にかかる時間は、
・利害関係者の数
・所有物件の状態
などによって大幅に変わってきます。
まず、利害関係者の数が銀行1行だけであれば、調整の時間はさほどかかりませんが、複数の利害関係者が絡んでくると、配分案の調整などに手間取り、数ヶ月から半年ぐらいかかる場合もあります。
また、所有物件の状態によっても、任意売却が完了するまでの時間が変わってきます。
例えば、物件の状態や立地などが良い場合には、2~3ヶ月程で買い手が付く場合も少なくありません。
逆に、物件の状態が悪いと、売却活動に1年以上かかってしまうケースもあります。
このように任意売却には、
・全ての利害関係者と個別に交渉するために時間がかかる
・競売と異なり、時間に余裕があった方が有利な条件で売却活動ができる
という事情があります。
なので、相談の時期は早ければ早いほど良いです。
6ヶ月以上住宅ローンを滞納し、競売開始決定通知が届いた後であっても、任意売却を行うのは不可能ではありませんが、相談が早ければ早いほど任意売却を有利に進められますので、ぜひお早めにご相談下さい。