任意売却のデメリット
任意売却に関してメリットばかりを説明しているサイトも多いですが、任意売却にはデメリットもあります。
メリットとともにデメリットについても、しっかりと確認しておくことが重要です。
①手続きや交渉の手間がかかる
任意売却のデメリットの1つめとしては、手続きや交渉の手間がかかるという点です。
競売の場合は、債務者が何も手続きをしなくても自動的に手続きが進んでいきますが、任意売却の場合、債権者との交渉を行う必要があります。
権利関係が複雑であれば交渉が難航するケースもあり、その場合、かなりの手間がかかることになります。
②任意売却が成立しない可能性がある
任意売却のデメリットとして、任意売却が成立しない可能性があるという点も挙げられます。
任意売却の手続きを進めようとしても、
・銀行などの金融機関が同意してくれない
・連帯保証人が任意売却に同意してくれない(連絡がとれない)
・買い手との価格の折り合いがつかず、売買が成立しない
などの任意売却が成立しないというリスクがあります。
③業者の選定を誤ると損をするリスクがある
任意売却のデメリットとして、業者の選定を誤ることによって損するリスクがあります。
例えば、
・業者の経験が浅いせいで、希望価格で不動産が売却できなかった
・時間切れで、結局競売になってしまった
などというケースが考えられます。
ですので、任意売却をする際には、慎重に業者を選定する必要があるのです。